研究組織
公募班
A03 行動決定モデル推定研究グループ
チャンネル権と内発的動機を持つテレビ共視ロボットによる対話知能の実現
- 研究代表者
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岡 夏樹(京都工芸繊維大学)専門分野:インタラクションのモデル構築
研究役割分担:研究全般、特に対話知能の構成的解明
本当の意味で話し相手になることができて、使い続けられる対話ロボットの実現のためには、ロボットに(話をする以外の)日常生活での役割や働きを持たせることが有効であると考える。応募時はテレビ共同視聴という設定を考えたが、評価実験の実現性から場面設定を再検討し、AIスピーカからの音楽を共同聴取する場面に変更した。
人とロボットは、双方とも音楽選択権を持っており、人‐ロボット‐AIスピーカの3項関係の中で面白いやり取りが生じることを目指す。ロボットには、好奇心や、対話相手とうまく関わりたいという内発的動機を持たせ、対話相手(人)の行動を予測する学習が進み続けるような、新奇性と親近性のバランスがとれた行動をロボットがとることを強化学習する。
権利と責任を有するロボットの社会的受容性についても検討する。