研究組織
公募班
A01 対話継続関係維持研究グループ
快情動を誘発する身体的引き込み対話エージェント
- 研究代表者
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渡辺 富夫（岡山県立大学 情報工学部）専門分野：ヒューマンインタフェース
本研究の目標は、ユーザの発話を促し、話すと元気になり対話を楽しめる音声対話エージェントの設計・開発である。対話的な情報収集・活用手段としての対話エージェントの開発は、超高齢社会におけるAI技術・IoT技術活用のためのインタフェースシステム構築に大きな役割を果たし、またネットワークを活かした新たなコミュニティ形成につながることが期待される。自然なインタラクションからユーザの思いを受け取り、共有し、かかわりを深めていくことで心地よく感じる快情動を誘発する対話システムの実現を目指す。場の盛り上がりやコミュニケーションの活性化を計測することでシステムにフィードバックする快情動指標化を目標として課題に取り組み、音声対話のための言語的・非言語的引き込みシステムを開発する。これらの技術を統合し、対話者に傾聴されている実感を与え、長時間楽しく対話を楽しむことのできる対話ロボット・システムを開発する。