研究組織
A02班 対話理解生成研究グループ
モジュール連動に基づく対話システム基盤技術の構築
- 研究代表者
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東中 竜一郎(名古屋大学・教授)専門分野:対話システム
研究役割分担:グループ統括
- 研究分担者
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駒谷 和範(大阪大学・教授)専門分野:音声対話システム
研究役割分担:音声・マルチモーダル処理研究宮尾 祐介(東京大学・教授)専門分野:言語処理
研究役割分担:言語処理研究稲葉 通将(電気通信大学・准教授)専門分野:対話システム
研究役割分担:対話システム研究港 隆史(国際電気通信基礎技術研究所 (ATR) ・研究員)専門分野:対話ロボット
研究役割分担:ロボットシステム構築槇原 靖(大阪大学・准教授)専門分野:画像認識
研究役割分担:センサネットワーク構築
- 研究協力者
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李 晃伸(名古屋工業大学・教授)専門分野:音声認識
研究役割分担:音声認識研究南 泰浩(電気通信大学・教授)専門分野:音声認識
研究役割分担:音声認識研究石井 亮(NTTメディアインテリジェンス研究所・主任研究員)専門分野:マルチモーダル処理
研究役割分担:マルチモーダル処理研究
本研究の目的は、現在の対話システムの構成を見直し、対話システム全体の効用を最大化できるようにモジュールを連動させることのできる対話システム基盤の構築である。具体的には、以下の4つの課題に取り組む。
- 他モジュールと連動した音声処理・マルチモーダル処理技術の確立
- 他モジュールと連動した言語理解・言語生成技術の確立
- 対話の効用に基づく複数モジュールのパラメタ最適化技術
- 複数モジュール間での連動プロトコルの設計およびシステム構築とその実証
これらの課題を解決することにより、各モジュールが連動しそれぞれの性能を相互に改善することができる。また、各モジュールの性能は対話全体の効用を最適化するように内部パラメタを調整することができる。これにより、対話システムの性能が最大化される。モジュール連動のためのプロトコルや設計指針は一般に公開し、その指針に基づいて構築されるシステムについては、社会実装を通じてその有効性を検証する。