「対話知能学A01斑2022年度第1回斑会議」

下記の要領にて、「対話知能学A01斑2022年度第1回斑会議」(非公開)を開催します。
今回は、対話継続に関して幅広い観点から、発表・議論をお願いしています。

開催日時:2022年8月3日(水)13:00-18:00
開催場所:京都大学 総合研究7号館4F セミナー室3(435号室)
     http://sap.ist.i.kyoto-u.ac.jp/access.php
     あわせて Zoomによるオンライン参加も可能(領域関係者のみ

プログラム:

13:00-14:15
(S) A01班の課題と構成
   河原 達也 (京都大学)
(S) 在宅高齢者のライフヒストリに沿った会話が可能なロボットシステム
   野口 博史 (大阪市立大学)
(S) 精神科デイケアにおける傾聴ロボットとの会話とその主観評価
   越智 景子 (京都大学)
(S) ベッドサイド見守り声掛けロボットのための対話継続支援技術の開発*
   大武 美保子 (理化学研究所)
(S) 対人恐怖症患者に対話継続を促す診察支援ロボットの開発*
   熊崎 博一 (長崎大学)

14:30-16:00
(L) ユーザの選好・意見に関する対話継続システムの評価
   酒井 和紀 (大阪大学)
(S) ロボットとの哲学的対話の取り組み
   飯尾 尊優 (同志社大学)
(L) 長期的なユーザとの関係を考慮した行動変容対話における対話戦略と応答表現
   吉野 幸一郎 (理化学研究所)
(S) リアルなCGとのマルチモーダル対話システムを用いた楽しい雑談対話の要因解明
   北岡 教英 (豊橋技術科学大学)

16:15-17:30
(L) 対話継続と共感を促進する重み感覚付与技術の開発と検証
   田中 文英 (筑波大学)
(S) 対話ロボットにおける個人性を考慮した社会的表出の研究開発
   石井 カルロス寿憲 (理化学研究所/ATR)
(S) 対話の呼吸:非接触呼吸状態推定を用いた人・ロボット呼吸同調による関係構築*
   船越 孝太郎 (東京工業大学)
(S) 好意の返報性に基づく対話惹き込みシステムの開発
   瀬島 吉裕 (関西大学)

17:30-18:00
自由討論
「会話ロボットと長期間対話できるようにするには何が必要か」

音声対話システムや会話ロボットの能力は向上し、(1回の対話であれば)それなりに自然な対話を数分程度は行えるようになりました。一方で、長期間同じ人と会話してもらうには、A01班のテーマである「対話継続及び関係構築」という課題に取組む必要があります。その観点から必要なことについて、各人の発表の最後でスライドを用意して、述べて下さい。会議の最後に、総合的に討論したいと思います。