オンラインイベント
「ロボットがあなたに「共感」してくれたら、うれしいですか?」

下記の要領にて、オンラインイベント「ロボットがあなたに「共感」してくれたら、うれしいですか?――対話知能学プロジェクト×日本科学未来館 vol.7」を開催します。

放送日時:2021年 9月24日(金) 18:30~19:30
視聴方法:YouTube Live(Miraikan Channel)にてインターネット放送します。ご視聴は後日お知らせします

開催趣旨
ロボットと雑談したり、ロボットに愚痴を言ったりできるとしたら、あなたはしてみたいと思いますか?
ある程度なら会話ができるところまでロボットは進歩してきています。相槌をうったり、キーワードを拾って応答したりするシステムをロボットに搭載することで、人間の話を聞いている感じを生み出すことができるようです。
しかしロボットが人間ともっと自然な会話を行い、信頼関係をつくるためにはまだまだ課題があります。
その一つに、ロボットが人間に対して「共感」できていないことが指摘されています。
「共感」とは話し相手の言葉や感情を理解するだけでなく、立場や背景まで把握して自分自身のことのように考え感じることですが、これはいまのロボットにとっては非常に難しい能力です。
さらに進歩すればロボットは共感できるようになるのでしょうか?
そもそも私たちはロボットに共感してほしいのでしょうか?
今回で7回目となる対話知能学プロジェクト×未来館のオンラインイベントでは、ロボットと人間が信頼関係をつくるうえで重要な「共感」について考えていきます。ご参加いただくのはロボットの音声対話について研究している河原達也さん、プロジェクトの代表でロボット工学研究者の石黒浩さん、ロボット法や情報法を研究している法学者の新保史生さんです。初めてご覧いただく方にもお楽しみいただける内容となっております。
共感するロボットについて、研究者と一緒に考えていきましょう。
皆さんのご参加、お待ちしております。

ゲストスピーカー:石黒 浩(大阪大学大学院基礎工学研究科・教授/「対話知能学」領域代表者)
         新保 史生(慶應義塾大学総合政策学部・教授/「対話知能学」A04班研究代表者)
         河原 達也(京都大学情報学研究科・教授/「対話知能学」A01班研究代表者)

企画・ファシリテーション:三井 広大(日本科学未来館・科学コミュニケーター)

字幕の視聴について:音声認識字幕アプリ「UDトーク」によるコミュニケーション支援を行います。

問い合わせ先:日本科学未来館(Tel: 03-3570-9151)

※ 本イベントの詳細は、日本科学未来館ウェブサイトをご覧ください。