オンラインイベント「ロボットと動物の「境界」はどこ?」

下記の要領にて、オンラインイベント「ロボットと動物の「境界」はどこ?――対話知能学プロジェクト×日本科学未来館 vol.3」を開催します。

放送日時:2021年 1月23日(土) 14:00~15:00
視聴方法:YouTube Live(Miraikan Channel)にてインターネット放送します。
     視聴URLは後日お知らせいたします。

開催趣旨
 もし犬がいじめられているのを見たら、あなたはどう感じますか? その様子に心が痛むかもしれません。それでは、犬ではなく「犬型ロボット」がいじめられている場合はどうでしょうか? 「イキモノ」である犬とは違って、ロボットは「モノ」だから心は痛まない、という考えもあるでしょう。しかし、その犬型ロボットをあなたがペットのように大切にしていたとしたら、ほかの誰かにとってはただのモノでも、心が痛むのではないでしょうか。私たちにとって「大切だ」「守るべきだ」と感じる存在かどうかは、モノかイキモノか、という単純な視点では考えられないかもしれません。
 犬や猫などの動物は愛護すべき対象である、という社会規範をもとに、動物を虐待したりむやみに殺めたりすることを禁止する「動物愛護管理法」という法律が日本にはあります。しかし、ロボットの愛護についての法律は、現時点では存在しません。そのため、悪意ある人がロボットをいじめても罰せられることはありません。
 ロボットと動物との間に、法律上はどんな境界があるのでしょうか? その境界はどの程度明確なのでしょうか? 今回のイベントでは、動物愛護の法律の視点から皆さんと一緒に人間とロボットの関係を考えていきます。
 お迎えするのは、未来館内の研究エリアに入居する、機械と人間が共生する未来社会を目指して研究を進める「対話知能学」プロジェクトの3人の研究者。代表でロボット工学研究者の石黒浩さん、ロボット法や情報法を研究されている法学者の新保史生さん、民事訴訟法や環境法を専門としながら様々な分野の議論を行っている法学者の長島光一さんです。
 モノとイキモノのはざまにただよう私たちの価値観について、最前線で活躍する研究者とともに考えてみませんか。皆さんのご参加、お待ちしております。
 ※aibo、アイボ、aiboロゴは、ソニー株式会社の商標です。

ゲストスピーカー:石黒 浩(大阪大学大学院基礎工学研究科・教授/「対話知能学」領域代表者)
         新保 史生(慶應義塾大学総合政策学部・教授/「対話知能学」A04班研究代表者)
         長島光一(帝京大学法学部・講師/「対話知能学」A04班研究分担者)

企画・ファシリテーション:三井 広大(日本科学未来館・科学コミュニケーター)

字幕の視聴について:音声認識字幕アプリ「UDトーク」によるコミュニケーション支援を行います。

問い合わせ先:日本科学未来館(Tel: 03-3570-9151)

※ 本イベントの詳細は、日本科学未来館ウェブサイトをご覧ください。